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「青葉通一番町駅」「大町西公園駅」から徒歩7分、仙台一番町やながわ歯科医院です。
だんだんと夏の気配を感じる季節になってきました。
冷たい飲み物やアイスクリームが美味しい時期ですが、冷たいものを口にすると歯がキーンとしみる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それはもしかすると、“知覚過敏”かもしれません。
今回は、初夏に知覚過敏が起こりやすい理由についてお話しします。
👉「歯がしみる原因は?」「知覚過敏はセルフケアできる?」
をお話ししている以前のブログもご覧ください。
▶ 『歯がしみるのはなぜ?』はこちら

初夏に知覚過敏が増えるのはなぜ?
暖かくなってくると、冷たい飲み物やアイスなどを口にする機会が自然と増えますよね。
冷たい刺激が歯に直接当たることで「キーン」としみる感覚が出やすくなり、知覚過敏の症状を感じやすくなるのも無理はありません。
でも、実はそれだけではありません。初夏という季節特有の要因が、知らないうちに知覚過敏を引き起こすリスクを高めていることがあるのです。
① 気温変化と自律神経の乱れ
気温が急に上昇する初夏は、体がその変化に対応しようと働きます。
体のバランスを調整している自律神経もフル稼働しますが、気温の変化が続くとその働きが乱れやすくなり、いわゆる“自律神経の乱れ”が起こりやすくなります。
自律神経の乱れは免疫力の低下にもつながり、歯ぐきの炎症や歯周病の初期症状が現れやすくなります。歯ぐきが下がると歯の根元(象牙質)が露出し、そこに冷たい飲み物などの刺激が加わると、知覚過敏を引き起こす原因になるのです。
② ストレスによる“食いしばり”や“歯ぎしり”
暑さや寝苦しさで知らず知らずのうちにストレスがたまり、無意識に歯を強く噛みしめたり、夜間に歯ぎしりしてしまう方もいらっしゃいます。これが歯の表面を摩耗させたり、歯ぐきを下げてしまう原因となり、知覚過敏が悪化することがあります。
日常のこんな習慣も悪化要因に
知覚過敏は、日々のちょっとした習慣でも進行してしまうことがあります。
- ・強い力で歯磨きする
- ・硬めの歯ブラシの使用
- ・炭酸飲料やスポーツドリンクをよく飲む
- ・酸っぱいもの(レモン・お酢など)をよく食べる
など
酸性の飲食物は、歯の表面(エナメル質)をやわらかくし、知覚過敏のリスクを高める原因にもなります。特に初夏はスポーツドリンクや冷たい炭酸飲料、氷菓など酸性のものを口にする機会が増えるため注意が必要です。
「しみる」は要注意。自己判断はNG!
知覚過敏とむし歯の初期症状はとてもよく似ており、どちらも「冷たいものでしみる」「歯ブラシが当たると痛い」などの症状が出るため、自分で見分けるのは難しいです。
「そのうち治まるかも」と放置してしまうと、もしそれがむし歯だった場合、気づかないうちに進行し、治療が大がかりになることもあります。
歯科医院では、しみる原因が知覚過敏なのか、むし歯や歯ぐきの問題なのかを正確に判断できます。
違和感があるときは、早めの受診が症状の悪化を防ぐ第一歩です。
お口のケアも夏支度を
気温が上がるこれからの時期、体だけでなくお口の中も負担がかかります。
暑さが本格化する前に、お口の中もすっきり整えておきませんか?
不調を感じる前のちょっとしたケアが、夏を快適に過ごすカギになります。
気になる症状があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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