こんにちは。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
「青葉通一番町駅」「大町西公園駅」から徒歩7分の歯科医院、仙台一番町やながわ歯科医院です。
「歯医者って痛そう…」「麻酔注射が苦手で…」
こうしたお声は、年齢や性別を問わず、日々いただきます。
近年、歯科医療の進歩により、「できるだけ痛みの少ない治療」は大きく進化しています。
中でも麻酔に関しては、器具・薬剤・手技のすべてにおいて工夫と改良が重ねられ、以前とは比べものにならないほど快適な処置が可能になっています。
今回は、当院で行っている痛みを抑える麻酔テクニックについて解説いたします。
なぜ麻酔が痛いと感じるのか?
そもそも、歯科麻酔の痛みはどこからくるのでしょうか?
主に3つの要因が考えられます。
- 1. 針を刺すときの「チクッ」とした刺激
- 2. 麻酔液を注入する際の「圧力」による違和感や痛み
- 3. 冷たい麻酔液が体内に入るときの刺激
これらは一見些細なことのように思えますが、敏感なお口の中ではとても大きなストレスになります。この痛みの原因を一つひとつ取り除くことで、より快適でストレスの少ない歯科治療を提供できると、私たちは考えています。
“痛くない麻酔” 3つのステップ
当院では、患者様の痛みをできる限り抑えるために、以下の3ステップを徹底しています。
① 表面麻酔で針を刺す前から痛み対策
最初のステップは、注射針を刺す前に行う表面麻酔です。
これは、歯ぐきに専用のジェルもしくはスプレー状の麻酔薬を塗ることで、表面の感覚を鈍らせる処置です。これにより、針が歯ぐきに触れるときの“チクッ”という感覚をほとんど感じなくなります。特にお子さまや、注射が苦手な方には非常に有効な方法です。

② 麻酔液を体温と同じ温度に温めてから使用
意外と知られていませんが、麻酔液の温度も痛みの一因となります。
麻酔液をそのまま使うと、体温との差によって「ヒヤッ」とした刺激や違和感を生むことがあります。
麻酔薬をあらかじめ人肌(約37℃)に温めておくことで、体内に入ったときの不快感を最小限に抑えています。
この“ひと手間”が、患者さんの快適さに大きく貢献しています。
③ 電動麻酔注射器で圧を一定に保ちながらゆっくり注入
もっとも大きな工夫は、電動麻酔注射器の導入です。
従来の手動注射では、どうしても注入圧やスピードにムラが出てしまい、痛みの原因となることがありました。
それに対して電動注射器は、一定の速度・圧力で麻酔液を注入できるため、痛みや違和感を大幅に軽減できます。
また、使用する針も極細タイプを選定し、刺激そのものを抑えています。
当院での痛みへの取り組みはこちらのページにも掲載しています。
https://www.yanagawashika.com/general/

「どうしても麻酔が怖い…」という方へ
過去のトラウマから「どうしても麻酔が怖い」と感じている方もいらっしゃると思います。
そうした方にこそ丁寧なカウンセリングと、安心できる麻酔環境をご提供しています。
「どんな風に麻酔をするのか?」「どこが一番痛くない方法なのか?」など、ご不安なことは事前にしっかりご説明します。
必要に応じて麻酔の段階も調整しますので、どうぞご遠慮なくご相談ください。
痛くない治療は、信頼と技術の両方が大切
「痛みが少ない治療」とは、単に機械を導入するだけでは実現しません。
・患者様とのコミュニケーション
・丁寧な処置
・患者様の体調や不安の変化への気配り
これらをすべて合わせて、ようやく「安心して受けられる歯科治療」になると私たちは考えています。
治療に対する不安がありましたら、どんな些細なことでも結構です。お気軽にお話しください。
当院はオンライン資格確認に対応しています
保険証利用の手続きをされたマイナンバーカードをお持ちいただくことで、最新の保険資格情報や受診歴、
過去の処方薬などの情報を活用することが可能となります。
患者様によりよい歯科医療の提供を行ってまいります。
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☎022-267-0528(9:00~19:00)