こんにちは。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
「青葉通一番町駅」「大町西公園駅」から徒歩7分の歯科医院、仙台一番町やながわ歯科医院です。
「年をとると、歯が抜けてしまうのは仕方ないこと」
…そう思っている方も多いかもしれません。
ですが、最近では80代・90代でも多くの歯を保っている方が増えてきています。
ちょっとした工夫や定期的なケアによって、年齢に関係なく歯の健康を保つことは十分に可能になってきているのです。
今回は、「歯を失うのは加齢のせい?」について考えてみましょう。
加齢そのものが歯を抜けさせるわけではありません
歯を失う主な原因は、実は年齢そのものではなく、以下のような口腔トラブルによることが多いのです。
- ・歯周病(歯ぐきの病気)
- ・むし歯の進行
- ・過度な噛みしめや歯ぎしり
- ・唾液の減少(ドライマウス)
これらは、日々のケアや歯科医院でのメンテナンスで、ある程度防ぐことができます。
「歳だから仕方ない」ではなく、予防できる部分に目を向けてみませんか?
歯を守る3つのポイント
正しいケアや生活習慣の見直しで、年齢に関係なく健康な歯を守ることができます。
今日からすぐに始められる、歯を守るための3つのポイントをご紹介します。
① 歯ぐきの変化に気づこう
歯周病は自覚しにくく、気づかないうちに進んでしまいがちです。でも、早めに異変を感じ取れば、悪化を防ぐことができます。
定期的に歯のクリーニングや歯周ポケットの検査を受けることはもちろん大切ですが、普段から自分のお口の状態にも注意を払うことが重要です。例えば、歯ぐきからの出血や口臭といったサインを見逃さず、異変を感じたら早めに歯科医院を受診しましょう。
日々のお口の観察が、歯周病の進行を防ぐ第一歩になります

② 自分に合ったケアを、無理なく続ける
年齢を重ねると、手先の動きが不自由になる方も増えてきます。そんなときは無理をせず、便利な道具の力を借りることも大切な予防法です。
例えば、電動歯ブラシや歯間ブラシを使うことで、効率よく歯をケアできます。また、口腔内の乾燥が気になる場合は、保湿ジェルや洗口剤を併用して潤いを保つこともおすすめです。

③ 入れ歯やブリッジも定期チェックを
「歯がなくなったからもう歯医者に行かなくていい」と感じる方もいらっしゃいますが、入れ歯もブリッジも時間とともに少しずつ合わなくなってくることがあります。
入れ歯が緩くなると、口の中に傷や炎症ができやすくなりますし、顎の骨や筋肉の変化によって見た目や発音に影響が出ることもあります。
一方、ブリッジは支えている歯や歯ぐきの健康を守るために、定期的なチェックとケアが欠かせません。
どちらの場合も、長く快適に使うために、定期的に歯科を受診することが大切です。
歯はからだ全体の元気につながります
近年、歯の本数と健康寿命には深い関係があることがわかってきました。
・脳が活性化する
よく噛むことで脳に刺激が伝わり、認知機能の維持に役立ちます。
・栄養をしっかり摂れる
食べ物をしっかり噛めると消化が良くなり、栄養バランスの良い食事がしやすくなります。
・身体のバランスもサポート
噛むことで顎の筋肉や神経が刺激され、身体のバランス感覚や動きに良い影響を与えることが期待されています。
このように、しっかり噛めることは脳や体全体に良い影響を与え、健康寿命を延ばすことにもつながります。
これからの歯とのつきあい方を見直してみませんか?
「歳だから歯が抜けても仕方ない」
その考え方を少し変えるだけで、これからの毎日が大きく変わるかもしれません。
当院では年齢にかかわらず、患者様お一人おひとりに合ったやさしいケアをご提案しています。
不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
当院はオンライン資格確認に対応しています
保険証利用の手続きをされたマイナンバーカードをお持ちいただくことで、最新の保険資格情報や受診歴、過去の処方薬などの情報を活用することが可能となります。
患者様によりよい歯科医療の提供を行ってまいります。
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